平成九年(一九九七)十二月より江戸の文化の継承と発信を目的にはじめて、今年で二十六年目を迎える明神塾。
江戸開府四百年の平成十五年(二〇〇三)より塾長を置き年間テーマを設定し、荒俣宏先生、
田中優子先生、鎌田東二先生、安藤優一郎先生、滝口正哉先生を塾長にお務めいただきました。
令和六年の明神塾では、引き続き滝口正哉先生にご就任いただき、江戸の食についての講座を展開していきます。
平成九年(一九九七)十二月より江戸の文化の継承と発信を目的にはじめて、今年で二十六年目を迎える明神塾。
江戸開府四百年の平成十五年(二〇〇三)より塾長を置き年間テーマを設定し、荒俣宏先生、
田中優子先生、鎌田東二先生、安藤優一郎先生、滝口正哉先生を塾長にお務めいただきました。
令和六年の明神塾では、引き続き滝口正哉先生にご就任いただき、江戸の食についての講座を展開していきます。
塾長紹介/ 第1部講師
2部講師陣
1973年東京都生まれ。立教大学文学部特任准教授。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。立正大学大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学)。東京都公文書館専門員・千代田区教育委員会文化財調査指導員(学芸員)を歴任。著書に『千社札にみる江戸の社会』(同成社)、『江戸の社会と御免富-富くじ・寺社・庶民-』(岩田書院)、『江戸の祭礼と寺社文化』(同成社)など。
2部講師陣
令和六年 講義カリキュラム
講談(こうだん)とは、演者が高座におかれた講釈台(こうしゃくだい、釈台とも)呼ばれる小さな机の前に座り、張り扇(はりおうぎ)を叩きながら調子を取りつつ、古今東西様々な物語を読み物として観衆に聞いていただく、日本三大話芸のひとつです。今回は元禄時代のお豆腐に纏わるお話を読ませていただきます。
第一部
江戸時代の庶民の食生活
滝口正哉 塾長
第二部
徂徠豆腐を講談で楽しむ
神田桜子 氏(講談師)
自然の恵みを享受する日本だからこそ培うことのできた、この国の味「鰹節」「だし」。 日本橋室町に本社を置く元禄12年創業のにんべんが創り出す「だしの香りや味わい」を楽しみながら、日本の食文化について学びます。
第一部
斎藤月岑と神田市場
滝口正哉 塾長
第二部
鰹節・かつお節だし
髙津伊兵衛 氏(株式会社にんべん 代表取締役社長)
「山なれば富士、白酒なれば豊島屋」と詠われた豊島屋の白酒。 その白酒とお酒を味わいながら、豊島屋と江戸のお酒の歴史に迫ります。
第一部
酒の流通について
滝口正哉 塾長
第二部
江戸の酒
吉村俊之 氏(株式会社豊島屋本店 代表取締役社長)
江戸っ子の腹と心を満たす料理とはどんなものだったのか? 江戸料理研究家うすいはなこ氏の監修で味わっていただきます。
第一部
江戸の料理本
滝口正哉 塾長
第二部
江戸料理を知る〜庶民の知恵と料理術〜
うすいはなこ 氏(江戸料理研究家)
江戸で流通する野菜の多くは近郊農村が支えており、様々な新種が生み出されていきました。今回は江戸東郊の野菜の生産と流通の実像に迫りたいと思います。
第一部
江戸野菜・食材の流通
滝口正哉 塾長
第二部
江戸東郊の野菜事情
大関直人 氏(江東区文化財専門員)
江戸においても「食」は旅の楽しみのひとつ。 浮世絵に登場する街道沿いのご当地グルメを紹介します。
第一部
江戸の旅と行楽
滝口正哉 塾長
第二部
浮世絵に見る江戸の食
山本野理子 氏(浮世絵研究家)
令和六年 講義カリキュラム
第1回 4月27日(土) | 講談(こうだん)とは、演者が高座におかれた講釈台(こうしゃくだい、釈台とも)呼ばれる小さな机の前に座り、張り扇(はりおうぎ)を叩きながら調子を取りつつ、古今東西様々な物語を読み物として観衆に聞いていただく、日本三大話芸のひとつです。今回は元禄時代のお豆腐に纏わるお話を読ませていただきます。 | ||
第一部 | 江戸時代の庶民の食生活 | 滝口 正哉 塾長 | |
第二部 | 徂徠豆腐を講談で楽しむ | 神田桜子 氏(講談師) | |
第2回 6月15日(土) | 自然の恵みを享受する日本だからこそ培うことのできた、この国の味「鰹節」「だし」。日本橋室町に本社を置く元禄12年創業のにんべんが創り出す「だしの香りや味わい」を楽しみながら、日本の食文化について学びます。 | ||
第一部 | 斎藤月岑と神田市場 | 滝口 正哉 塾長 | |
第二部 | 鰹節・かつお節だし | 髙津伊兵衛 氏(株式会社にんべん 代表取締役社長) | |
第3回 7月13日(土) | 「山なれば富士、白酒なれば豊島屋」と詠われた豊島屋の白酒。 その白酒とお酒を味わいながら、豊島屋と江戸のお酒の歴史に迫ります。 | ||
第一部 | 酒の流通について | 滝口 正哉 塾長 | |
第二部 | 江戸の酒 | 吉村俊之 氏(株式会社豊島屋本店 代表取締役社長) | |
第4回 9月28日(土) | 江戸っ子の腹と心を満たす料理とはどんなものだったのか? 江戸料理研究家うすいはなこ氏の監修で味わっていただきます。 | ||
第一部 | 江戸の料理本 | 滝口 正哉 塾長 | |
第二部 | 江戸料理を知る〜庶民の知恵と料理術〜 | うすいはなこ 氏(江戸料理研究家) | |
第5回 10月26日(土) | 江戸で流通する野菜の多くは近郊農村が支えており、様々な新種が生み出されていきました。今回は江戸東郊の野菜の生産と流通の実像に迫りたいと思います。 | ||
第一部 | 江戸野菜・食材の流通 | 滝口 正哉 塾長 | |
第二部 | 江戸東郊の野菜事情 | 大関直人 氏(江東区文化財専門員) | |
第6回 11月16日(土) | 江戸においても「食」は旅の楽しみのひとつ。 浮世絵に登場する街道沿いのご当地グルメを紹介します。 | ||
第一部 | 江戸の旅と行楽 | 滝口 正哉 塾長 | |
第二部 | 浮世絵に見る江戸の食 | 山本野理子 氏(浮世絵研究家) |
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